デスクワークと首コリ
よく首のコリや肩コリが多い人達には、共通点があることが知られています。それは、ある特定の業種に多いということです。実は首のコリが多い職業というのがあります。その一つに、事務職などデスクワークの多い職業が含まれています。
首のコリというのは首周りの血行が悪くなることで起こりますが、事務職などデスクワークでは首周りの血行が悪くなりやすいのでデスクワークをされている方は注意しなければいけません。
では、何故、デスクワークで首の血行が悪くなるかというと、まず一つには、姿勢の問題があります。悪い姿勢のまま長時間同じ体勢で仕事をする人が多いのでどうしても血流が悪くなってしまいがちです。特に首のコリは、うつむいた姿勢で起こりやすいという特徴があります。
デスクワークでは、基本的にうつむいた姿勢で仕事を行う事が多くなりますから、デスクワークで首のコリが発生しやすくなるのは当然のことになります。最近では、それだけでなく、パソコンの使用頻度も関係してきています。
パソコンを扱うデスクワークでは、目の疲れを訴える人も多くなってきています。目の疲れが起こることによって、首のコリや肩コリに発展するケースも少なくないので注意しなければいけません。つまり、デスクワークは、首コリの原因となるさまざまな要因を含んでいるということになります。
ですから、昔から言われているように仕事の手を少し止めて1時間に1回程度は手を休め、遠くを見つめるようにしたり、立って身体を動かしたりするなど、血流を良くするために身体をほぐすよう心がけたほうが良いです。
特に、首のコリが激しくなりやすいと感じる人の場合は、夏場も冷房などで首を冷やさないよう心がけた服装で仕事をすることや、首の疲れをほぐすように首を前後に振ったり、回したりといったストレッチを行うだけでも効果があるので、試してください。