首のコリ 解消

顎関節症と首コリの関係

普段から首にコリを感じて悩んでいる人は多いかもしれません。首のコリ解消させるためにマッサージや指圧を行っても症状がなかなか改善されないような場合には、もしかしたら、顎関節症を疑ってみた方が良いかもしれません。

 

それでは、顎関節症と首コリとの関係性にはどのようなことがあるのか考えてみましょう。まず、顎関節症に関してですが、これはあごの関節(顎関節)に何らかの異常がある症状のことを言います。顎関節は耳の穴のちょっと前の位置にあり、口の開閉を行うと骨が動く箇所です。その部分に指を当てて口の開閉を行うと、位置がわかりやすいでしょう。もし、この部分が痛いと感じたり、が鳴る、口が開けづらいといった症状があるようでしたら、顎関節症だと言えます。

 

顎関節症になってしまうとされている主な原因として挙げられているのが、顎の骨のズレや骨盤の歪み、首や肩のコリであります。顎の関節自体が悪いために発症しているケースは実は少ないのが現状です。

 

このため、顎関節の周辺だけを治療すれば良いというわけではなく、整形外科などの専門医の治療を受けることによって骨盤の歪みを治したり、首や肩のコリの原因である背中や胸、腕の筋肉の強張りを和らげたりすれば、顎関節症の症状はほとんど改善されていきます。

 

つまり、首のコリがなかなか治らないという人の場合は、実は、顎関節症の原因となっているケースや骨盤の歪みが首のコリを発症させていることもあります。また、顎関節症で顎の関節に何らかの異常を感じた場合は、背中や胸、腕の筋肉のコリが原因となって症状を引き起こしていることもあるので注意しましょう。顎関節症と首コリには、お互いに深い関係性があると言えます。